水底

  1. 水底に届かぬ雪の白さかな 蜂谷一人【季語=雪(冬)】

    水底に届かぬ雪の白さかな)蜂谷(はちや)一人(はつと)(『青でなくブルー』所収) 「選は創作なり」と虚子は述べたが生きていくこと自体が選択の連続だ。「どうして私がこんな目に?」ということがあ…

  2. 水底を涼しき風のわたるなり 会津八一【季語=涼し(夏)】

    水底を涼しき風のわたるなり会津八一(上村占魚『会津八一俳句私解』昭和58年…

おすすめ記事

  1. 嚙み合はぬ鞄のチャック鳥曇 山田牧【季語=鳥曇(春)】
  2. 【春の季語】三月
  3. 【冬の季語】咳く
  4. 草餅や不参遅参に会つぶれ 富永眉月【季語=草餅(春)】
  5. 泣きながら白鳥打てば雪がふる 松下カロ【季語=白鳥・雪(冬)】

Pickup記事

  1. 【連載】もしあの俳人が歌人だったら Session#12
  2. 【書評】小池康生 第2句集『奎星』(飯塚書店、2020年)
  3. いつ渡そバレンタインのチョコレート 田畑美穂女【季語=バレンタインチョコ(春)】
  4. 【連載】漢字という親を棄てられない私たち/井上泰至【第3回】
  5. 【春の季語】日永
PAGE TOP