自由律

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    恋さめた猫よ物書くまで墨すり溜めし河東碧梧桐(『明治・大正・昭和 自由律俳句作品史』)碧梧桐は虚子とともに子規門の双璧だが、いまの俳句実作者は有季定型かつ虚子門下の流れが圧倒的に多いし、そうではない…

  2. みかんいろのみかんらしくうずもれている 岡田幸生【季語=蜜柑(冬)】

    みかんいろのみかんらしくうずもれている岡田幸生(新版『無伴奏』2015年)…

  3. 言葉がわからないので笑うてわかれる露草咲いてゐる 種田山頭火【季語=露草(秋)】

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