1. 五月雨や掃けば飛びたつ畳の蛾 村上鞆彦【季語=五月雨(夏)】

    五月雨や掃けば飛びたつ畳の蛾 村上鞆彦「五月雨や」という上五は、どうしたって「大河を前に家二軒」という蕪村の名句を惹起する。その文学的記憶に、作者は生活のなかの小さな命のありようを配した。夏…

おすすめ記事

  1. ひまわりと俺たちなんだか美男子なり 谷佳紀【季語=ひまわり(夏)】
  2. 仲秋の金蠅にしてパッと散る 波多野爽波【季語=仲秋(秋)】
  3. 悲鳴にも似たり夜食の食べこぼし 波多野爽波【季語=夜食(秋)】
  4. 煮し蕗の透きとほりたり茎の虚 小澤實【季語=蕗(夏)】
  5. 「パリ子育て俳句さんぽ」【1月15日配信分】

Pickup記事

  1. 【春の季語】鶯
  2. 神保町に銀漢亭があったころ【第62回】山田真砂年
  3. 「けふの難読俳句」【第3回】「象」
  4. 「パリ子育て俳句さんぽ」【12月4日配信分】
  5. 【冬の季語】鴨
PAGE TOP