1. 仲秋の金蠅にしてパッと散る 波多野爽波【季語=仲秋(秋)】

    仲秋の金蠅にしてパッと散る波多野爽波「パッ」のオノマトペが視覚的にも読者を得心させる。それがこの句の眼目であると思う。「ぱつ」ではなく片仮名で「パッ」と表記されている点、それに関連して「金蠅」の「金…

おすすめ記事

  1. 牛日や駅弁を買いディスク買い 木村美智子【季語=牛日(新年)】
  2. 一瞬の雪墜のひかり地にとどく 真島楓葉子【季語=雪墜(冬)】
  3. 潮の香や野分のあとの浜畠 齋藤俳小星【季語=野分(秋)】
  4. 牡蠣舟やレストーランの灯をかぶり      大岡龍男【季語=牡蠣舟(冬)】
  5. 内装がしばらく見えて昼の火事 岡野泰輔【季語=火事(冬)】

Pickup記事

  1. 【秋の季語】終戦記念日/終戦日 終戦の日 敗戦日 敗戦忌 八月十五日
  2. 【新年の季語】七種粥(七草粥)
  3. 神保町に銀漢亭があったころ【第61回】松野苑子
  4. 【冬の季語】古暦
  5. 九月の教室蟬がじーんと別れにくる 穴井太【季語=九月(秋)】
PAGE TOP