裂ける

  1. つはの葉につもりし雪の裂けてあり     加賀谷凡秋【季語=雪(冬)】

    つはの葉につもりし雪の裂けてあり加賀谷凡秋(かがや・ぼんしゅう))本格的に日や風のにおい、朝の空の色が冬らしくなって、野菜も味が乗ってきて、ラグビーは佳境に。本当に寒さが訪れる前の東京の、このころは…

  2. 野の落暉八方へ裂け 戰爭か 楠本憲吉

    野の落暉八方へ裂け 戰爭か楠本憲吉(『隱花植物』)空から降…

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