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  1. 山桜見て居ればつく渡舟かな 波多野晋平【季語=山桜(春)】

    山桜見て居ればつく渡舟かな波多野晋平「大変、申し訳ございません」 新年度早々にクレームが発生し、お詫びの行脚である。場所は京都府亀岡。京都駅からJR嵯峨野線に乗り、約20分のところにある。途…

  2. 若き日の映画も見たりして二日 大牧広【季語=二日(新年)】

    若き日の映画も見たりして二日大牧広先日、初めて黒澤明監督の…

  3. 秋うらら他人が見てゐて樹が抱けぬ 小池康生【季語=秋うらら(秋)】

    秋うらら他人が見てゐて樹が抱けぬ小池康生「他人…

  4. 来たことも見たこともなき宇都宮 /筑紫磐井

    来たことも見たこともなき宇都宮)筑紫磐井ハイクノミカタ、再…

  5. うつとりと人見る奈良の鹿子哉 正岡子規【季語=鹿子(夏)】

    うつとりと人見る奈良の鹿子哉正岡子規 先日、ある句会にて鹿…

  6. 遠足や眠る先生はじめて見る 斉藤志歩【季語=遠足(春)】

  7. 行く雁を見てゐる肩に手を置かれ 市村不先【季語=行く雁(春)】

  8. 来て見れば来てよかりしよ梅椿 星野立子【季語=梅・椿(春)】

  9. さしあたり坐つてゐるか鵆見て 飯島晴子【季語=鵆(冬)】 

  10. 傾けば傾くまゝに進む橇     岡田耿陽【季語=橇(冬)】

  11. 風邪ごもりかくし置きたる写真見る     安田蚊杖【季語=風邪籠(冬)】

  12. 夢に夢見て蒲団の外に出す腕よ 桑原三郎【季語=蒲団(冬)】

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  5. 大寒の一戸もかくれなき故郷 飯田龍太【季語=大寒(冬)】

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  5. お障子の人見硝子や涅槃寺 河野静雲【季語=涅槃寺(春)】
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