訪う
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山茶花のくれなゐひとに訪はれずに 橋本多佳子【季語=山茶花(冬)】
山茶花のくれなゐひとに訪はれずに橋本多佳子(『信濃』) 小野小町が〈花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに〉と詠んだのは平安時代初期の頃。長雨により色褪せてゆく桜の花に自分自身…
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黒き魚ひそみをりとふこの井戸のつめたき水を夏は汲むかも 高野公彦
黒き魚ひそみをりとふこの井戸のつめたき水を夏は汲むかも高野公彦…
山茶花のくれなゐひとに訪はれずに橋本多佳子(『信濃』) 小野小町が〈花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに〉と詠んだのは平安時代初期の頃。長雨により色褪せてゆく桜の花に自分自身…
黒き魚ひそみをりとふこの井戸のつめたき水を夏は汲むかも高野公彦…
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