1. 休みの日晝まで霜を見てゐたり 永田耕衣【季語=霜(冬)】

    休みの日晝まで霜を見てゐたり永田耕衣畳にごろんと寝転んで、庭の霜でも見ているのだろうか。昼までの間、霜の様子は少しずつ変わってゆく。それを見ている。間延びした最高の休みである。「見る」は写生…

  2. 山茶花の日々の落花を霜に掃く 瀧本水鳴【季語=山茶花(冬)】

    山茶花の日々の落花を霜に掃く瀧本水鳴(たきもと・すいめい)まさとし))…

おすすめ記事

  1. ゆる俳句ラジオ「鴨と尺蠖」【第4回】
  2. 父がまづ走つてみたり風車 矢島渚男【季語=風車(春)】
  3. 【新年の季語】左義長
  4. 妻が言へり杏咲き満ち恋したしと 草間時彦【季語=杏の花(春)】
  5. よき椅子にもたれて話す冬籠 池内たけし【季語=冬籠(冬)】

Pickup記事

  1. 象の足しづかに上る重たさよ 島津亮
  2. 【春の季語】鴨引く
  3. 【短期連載】茶道と俳句 井上泰至【第9回】
  4. コンゲツノハイク(結社推薦句)【4月30日締切】
  5. 【夏の季語】サイダー
PAGE TOP