鹿

  1. 鹿の映れるまひるまのわが自転車旅行 飯島晴子【季語=鹿(秋)】

    鹿の映れるまひるまのわが自転車旅行)飯島晴子 鹿が映るということの実体がなんなのかは明らかではないが、私には、水面に鹿が映るようにも、風の中に鹿が浮かび上がるようにも、また高速で坂をくだる自転車の車…

  2. 鹿や鶏の切紙下げる思案かな 飯島晴子

    鹿や鶏の切紙下げる思案かな)飯島晴子 思案ということは、現…

  3. 淋しさに鹿も起ちたる馬酔木かな      山本梅史【季語=鹿(秋)】

    淋しさに鹿も起ちたる馬酔木かな山本梅史(やまもと・ばいし))…

  4. 青年鹿を愛せり嵐の斜面にて 金子兜太【季語=鹿(秋)】

    青年鹿を愛せり嵐の斜面にて金子兜太「斜面」を「なぞえ」と読…

おすすめ記事

  1. 鵙の朝肋あはれにかき抱く 石田波郷【季語=鵙(秋)】
  2. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2023年2月分】
  3. 葛の花来るなと言つたではないか 飯島晴子【季語=葛の花(秋)】
  4. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第56回】 白川郷と能村登四郎
  5. 倉田有希の「写真と俳句チャレンジ」【第1回】

Pickup記事

  1. 起座し得て爽涼の風背を渡る 肥田埜勝美【季語=爽涼(秋)】
  2. 腕まくりして女房のかき氷 柳家小三治【季語=かき氷(夏)】
  3. 美校生として征く額の花咲きぬ 加倉井秋を【季語=額の花(夏)】
  4. 雪が降る千人針をご存じか 堀之内千代【季語=雪(冬)】
  5. 山又山山桜又山桜 阿波野青畝【季語=山桜(春)】
PAGE TOP