【冬の季語=晩冬(1月)】雪掻
晩冬、降り積もった「雪」を掻いて人が通る道をつくります。道具にはスコップ、シャベル、竹箒などが使われます。関連する季語に「除雪」がありますが、こちらは機械を使って大量の雪を片付けるイメージが強いようです。
「雪掻き」と「き」を送ることもあり。また、動詞として「雪(を)掻く」としても用いられる。
【雪掻(上五)】
雪掻に渡して戻る回覧板 松本晶子
雪掻きをしつつハヌカを寿ぎぬ 朗善千津
雪掻を終へ当直を引継げる 杉原祐之
【雪掻(中七)】
小さくなった母よ雪掻きなどするな 坂田直彦
【雪掻(下五)】