日本郵便は3日、宅配便の「ゆうパック」を10月1日からの新たな値上げを発表した(2023年10月以来、3年ぶり)。燃料や資材価格、人件費が高騰しているためで、平均では約10%となるが、荷物サイズが大きくなればなるほど上げ幅が大きい。最大で40%の値上げとなる。

この6月には、郵便料金を柔軟に改定できるようにする「改正郵便法」が参院本会議で可決・成立したばかり。現在は、国が郵便料金の上限を省令で定めているが、この規制が緩和され、日本郵便はより自由なかたちで値上げを行える仕組みとなる。2026年度以降も赤字予測であるため、再早、2027年度からの値上げが想定されているが、郵便利用の減少にますます拍車がかかる恐れもある。デンマークでは2025年12月をもって手紙配達事業を終了している。
【郵便料金の変遷(消費税増税に伴う微増は除く)】
1994年10月1日 郵便料金が値上げ(定形郵便物は62円→80円、はがきは41円→50円に)
2017年10月1日 はがき料金値上げ(はがきは52円→62円に)
2024年10月1日 郵便料金が値上げ(定形郵便物は84円→110円、はがきは63円→85円に)
2026年10月1日 「ゆうパック」料金値上げ(最大40%)
2027年度 ??