
【夏の季語=晩夏(7月)】極暑
「暑さ」の真っ盛りのこと。
実際には「立秋」以後にも暑い日はつづくが、晩夏の季語として、日の照りがいつまでも続くような暑さ。
「酷暑」「炎暑」「溽暑」などと、暑さの季語は多い。
【極暑(上五)】
極暑の夜父と隔たる広襖 飯田龍太
極暑なりくちびる赤きまゝ逝きし 沢木欣一
極暑歩む胃に穴多き課長たち 櫂未知子
【極暑(中七)】
月青くかかる極暑の夜の町 高濱虚子
汽車たてばそこに極暑の浪の群れ 吉岡禅寺洞
蓋あけし如く極暑の来りけり 星野立子
【極暑(下五)】
一山の松みな枯れし極暑かな 福田甲子雄
S極がS極嫌ふ極暑かな 澤田和弥
【その他の季語と】
優曇華の咲いて鬼畜の極暑來ぬ 森川暁水