【秋の季語】寒露

【秋の季語=晩秋(10月)】寒露

二十四節気の第17番目。太陽黄経が195度のときで、10月7日、8日ごろである。

朝晩の気温が下がり始め、「露」が冷気によって凍りそうになるころ。「雁」などの冬鳥が渡ってきて、「菊」が咲き始め、「蟋蟀」などが鳴き始めるころである。


【寒露(上五)】

【寒露(中七)】

【寒露(下五)】
茶の木咲きいしぶみ古ぶ寒露かな 飯田蛇笏
水底を水の流るる寒露かな 草間時彦
目に見えぬ塵を掃きたる寒露かな 手塚美佐
老猫の眼あけて座る寒露かな 北原志満子


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