
【春の季語=仲春(3月)】木の芽
このめ。木々の芽吹き。まだ肌寒い時期もありながら、春の訪れや生命の息吹を感じさせる。「木の芽晴」「木の芽風」「木の芽雨」などの造語としても用いられる。草木の芽を指す「ものの芽」という季語もある。冬の間の芽吹きは「冬木の芽」。

【木の芽(上五)】
木の芽時楽譜にブレス記号足し 市村栄理
【木の芽(中七)】
美しや日照雨の木の芽露一杯 鈴木花蓑
隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな 加藤楸邨
帰農記にうかと木の芽の黄を忘ず 細谷源二
天日に木の芽触りて正午かな 大峯あきら
【木の芽(下五)】
ささめきのやがてさざめき木の芽山 伊藤トキノ
叩かれて釘の頭や木の芽時 雪我狂流
【その他の季語と】