
【夏の季語=初夏(5月)】草笛
草木の葉や茎や葉を使って音を出すあそび。蘆の葉や孟宗竹の若葉(=笹笛)、麦の若葉、麦の葉(=「麦笛」)などを用いる。かたちによって音が異なるので、その違いも楽しい。「草の笛」とも。
【草笛(上五)】
草笛をみんなが吹けて峠発つ 村上喜代子
草笛を吹こうとすると覚める夢 こしのゆみこ
草笛や色白の手の他は見ず 中西夕紀
草笛の巧より拙が好まるる 谷岡健彦
草笛や一瞬にして晩年へ 仙田洋子
草笛となるまで草を替へにけり 中本真人
草笛の音が草笛から遠い 福田若之
【草笛(中七)】
犬の墓訪ふは草笛手の中に 渡部有紀子
【草笛(下五)】