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朝寝して居り電話又鳴つてをり　星野立子【季語＝朝寝（春）】

• 2025.04.18

曼珠沙華傾くまいとしてをりぬ　橋本小たか【季語＝曼珠沙華（秋）】

• 2024.10.01

裁判所金魚一匹しかをらず　菅波祐太【季語＝金魚（夏）】

• 2024.08.25

これ以上愛せぬ水を打つてをり　日下野由季【季語＝水を打つ（夏）】

• 2024.08.12

早乙女のもどりは眼鏡掛けてをり　鎌田恭輔【季語＝早乙女（夏）】

• 2024.06.04

なにはともあれの末枯眺めをり　飯島晴子【季語＝末枯（秋）】

• 2023.10.01

よし切りや水車はゆるく廻りをり　高浜虚子【季語＝葭切（夏）】

• 2023.08.11

鳴きし亀誰も聞いてはをらざりし　後藤比奈夫【季語＝亀鳴く（春）】

• 2023.04.15

バー温し年豆妻が撒きをらむ　河野閑子【季語＝年豆（冬）】

• 2023.02.03

舌荒れてをり猟銃に油差す　小澤實【季語＝猟銃（冬）】

• 2022.11.22

待ち人の来ず赤い羽根吹かれをり　涼野海音【季語＝赤い羽根（秋）】

• 2022.11.21

笠原小百合の「競馬的名句アルバム」【第4回】2010年／2011年エリザベス女王杯

• 2022.10.30

運動会静かな廊下歩きをり　岡田由季【季語＝運動会（秋）】

• 2022.10.05

黒き魚ひそみをりとふこの井戸のつめたき水を夏は汲むかも　高野公彦

• 2022.05.22

イエスほど痩せてはをらず薬喰　亀田虎童子【季語＝薬喰（冬）】

• 2021.12.25

みな聖樹に吊られてをりぬ羽持てど　堀田季何【季語＝聖樹（冬）】

• 2021.12.22

大氷柱折りドンペリを冷やしをり　木暮陶句郎【季語＝氷柱（冬）】

• 2021.12.18

天籟を猫と聞き居る夜半の冬　佐藤春夫【季語＝夜半の冬（冬）】

• 2021.12.16