ひらく

  1. 未草ひらく跫音淡々と 飯島晴子【季語=未草(夏)】

    未草ひらく跫音淡々と)飯島晴子 真昼間の静けさの中にひらく未草、そしてその近くを通る跫音。それらはほぼ同じ高さで、地面、水面を介してゆるく繋がっている。「淡々と」からは、草を踏んでゆく音の実際の淡さ…

  2. 炎ゆる 琥珀の/神の/掌の 襞/ひらけば/開く/歴史の 喪章 湊喬彦

     炎ゆる 琥珀の神の    掌(て)の 襞  ひらけば  …

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