1. 夏帯にほのかな浮気心かな 吉屋信子【季語=夏帯(夏)】

    夏帯にほのかな浮気心かな吉屋信子(『文人俳句歳時記』) 浮気とは、どこからが浮気なのだろうか。男性は、キスをしたらとか肉体関係を持ったらとか具体的な行為にて一線を引くのに対し、女性は、良いなと思った…

  2. 五十なほ待つ心あり髪洗ふ 大石悦子【季語=髪洗ふ(夏)】

    五十なほ待つ心あり髪洗ふ大石悦子(『花神俳句館 大石悦子』)…

  3. バレンタインデー心に鍵の穴ひとつ 上田日差子【季語=バレンタインデー(春)】

    バレンタインデー心に鍵の穴ひとつ上田日差子(『忘南』) 日…

  4. 春を待つこころに鳥がゐて動く 八田木枯【季語=春を待つ(冬)】

    春を待つこころに鳥がゐて動く八田木枯「動く」という動詞を持…

  5. 愛断たむこころ一途に野分中 鷲谷七菜子【季語=野分(秋)】

    愛断たむこころ一途に野分中鷲谷七菜子(『黄炎』)恋愛という…

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