藤田湘子

  1. 告げざる愛地にこぼしつつ泉汲む 恩田侑布子【季語=泳ぐ(夏)】

    告げざる愛地にこぼしつつ泉汲む恩田侑布子(『夢洗ひ』) 想いを告げずに終わった恋は世にあまたあるだろう。手に掬った泉の水が溢れて地に零れてゆく。水は清らかなまま、地に還り、再び泉の水となるのだ。告げ…

  2. 愛されずして沖遠く泳ぐなり 藤田湘子【季語=泳ぐ(夏)】

    愛されずして沖遠く泳ぐなり藤田湘子(『途上』) 一緒に泳ぎ…

  3. 蟲鳥のくるしき春を不爲 高橋睦郎【季語=春(春)】

    蟲鳥のくるしき春を不爲高橋睦郎「不爲」には「なにもせず」の…

  4. 蝌蚪乱れ一大交響楽おこる 野見山朱鳥【季語=蝌蚪(春)】

    蝌蚪乱れ一大交響楽おこる)野見山朱鳥) はじめまして、藤本…

  5. 琅玕や一月沼の横たはり 石田波郷【季語=一月(冬)】

    琅玕や一月沼の横たはり)石田波郷) 年の初めは古いことばか…

  6. 秋櫻子の足あと【第1回】谷岡健彦

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