1. 仲秋の金蠅にしてパッと散る 波多野爽波【季語=仲秋(秋)】

    仲秋の金蠅にしてパッと散る波多野爽波「パッ」のオノマトペが視覚的にも読者を得心させる。それがこの句の眼目であると思う。「ぱつ」ではなく片仮名で「パッ」と表記されている点、それに関連して「金蠅」の「金…

  2. ネックレスかすかに金や花を仰ぐ 今井千鶴子【季語=花(春)】

    ネックレスかすかに金や花を仰ぐ今井千鶴子(いまいちづこ)()…

  3. 牛乳の膜すくふ節季の金返らず 小野田兼子【季語=節季(冬)】

    牛乳の膜すくふ節季の金返らず小野田兼子季語は「節季」。講談…

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