八田木枯
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八月は常なる月ぞ耐へしのべ 八田木枯【季語=八月(秋)】
八月は常なる月ぞ耐へしのべ八田木枯宇多喜代子の「八月の赤子はいまも宙を蹴る」の鑑賞で、「八月」に戦争の文脈を含まない読みを私は未だ読んだことがない。類想の話題にも上がりやすい「八月や六日九日十五日」…
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立読みの少年夏は斜めに過ぎ 八田木枯【季語=夏(夏)】
立読みの少年夏は斜めに過ぎ八田木枯))町から本屋が減って久…
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橘や蒼きうるふの二月尽 三橋敏雄【季語=二月尽(春)】
橘や蒼きうるふの二月尽三橋敏雄小池光の歌集『日々の思い出』…
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春を待つこころに鳥がゐて動く 八田木枯【季語=春を待つ(冬)】
春を待つこころに鳥がゐて動く八田木枯「動く」という動詞を持…
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魚卵たべ九月些か悔いありぬ 八田木枯【季語=九月(秋)】
魚卵たべ九月些か悔いありぬ八田木枯RADWIMPSの「セプ…
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第9回】伊勢と八田木枯