季重なり

  1. 颱風の去つて玄界灘の月 中村吉右衛門【季語=颱風・月(秋)】

    颱風の去つて玄界灘の月)中村吉右衛門 大村雅朗という編曲家の名前を知ったのは最近のことである。認識のスイッチが入るとこれまで通り過ぎていた情報が次々と入ってくる。ヒットメーカー、ずばぬけた才能の持ち…

  2. 膝枕ちと汗ばみし残暑かな 桂米朝【季語=残暑(秋)】

    膝枕ちと汗ばみし残暑かな)桂米朝 桂春蝶独演会に行ってきた…

  3. あたゝかな雨が降るなり枯葎 正岡子規【季語=あたたか(春)?】

    あたゝかな雨が降るなり枯葎正岡子規(高浜虚子選『子規句集』岩波文庫)…

  4. あとからの蝶美しや花葵 岩木躑躅【季語=花葵(夏)】

    あとからの蝶美しや花葵岩木躑躅(いわきつつじ)(星野立子)…

  5. 麦打の埃の中の花葵 本田あふひ【季語=花葵(夏)】

    麦打の埃の中の花葵本田あふひ()(星野立子)東京は梅雨入り…

  6. 【第5回】ワイキキや黴臭きものなにもなし/千野千佳

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  3. 春天の塔上翼なき人等 野見山朱鳥【季語=春天(春)】
  4. 雪掻きをしつつハヌカを寿ぎぬ 朗善千津【季語=雪掻(冬)】
  5. 二人でかぶる風折烏帽子うぐひすとぶ 飯島晴子【季語=鶯(春)】

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