時雨
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破門状書いて破れば時雨かな 詠み人知らず【季語=時雨(冬)】
破門状書いて破れば時雨かな詠み人知らず レターセットはだいたい封筒が余る。便箋の方が必ず多く入っているのだが、同時に使い終るのは奇跡的なことだ。なぜならほぼ毎回書き損じてしまうから。書き損じを防ぐた…
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美しき時雨の虹に人を待つ 森田愛子【季語=時雨(冬)】
美しき時雨の虹に人を待つ森田愛子(『虹』) 作者は、若くし…
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鍋物に火のまはり来し時雨かな 鈴木真砂女【季語=時雨(冬)】
鍋物に火のまはり来し時雨かな鈴木真砂女 今週に入ってだいぶ…
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【冬の季語】時雨
【冬の季語=初冬(11月)】時雨【ミニ解説】秋の末から冬の初めごろに、降っ…
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時雨るるや新幹線の長きかほ 津川絵理子【季語=時雨(冬)】
時雨るるや新幹線の長きかほ)津川絵理子 気付いたら十二月も…
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付喪神いま立ちかへる液雨かな 秦夕美【季語=液雨(冬)】