蛇笏賞
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十二月うしろの正面山の神 成田千空【季語=十二月(冬)】
十二月うしろの正面山の神成田千空 草田男に愛妻俳句がごまんとあるように、千空も多くの愛妻俳句を詠んでいる。千空にとってその深い恩愛の対象として、市子夫人という存在は至極大きく、それは、「炎天の空へ吾…
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寒夕焼に焼き亡ぼさん癌の身は 成田千空【季語=寒夕焼(冬)】
寒夕焼に焼き亡ぼさん癌の身は成田千空 第四句集『白光』によ…
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雀来て紅梅はまだこどもの木 成田千空【季語=紅梅(春)】
雀来て紅梅はまだこどもの木成田千空 平成10年(1998・…
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第19回】平泉と有馬朗人
【第19回】平泉と有馬朗人広渡敬雄(「沖」「塔の会」)平泉は、岩手県南部の…
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第18回】塩竈と佐藤鬼房
【第18回】塩竈と佐藤鬼房広渡敬雄(「沖」「塔の会」)塩竈市は古くから、松…