高橋睦郎

  1. 蟲鳥のくるしき春を不爲 高橋睦郎【季語=春(春)】

    蟲鳥のくるしき春を不爲高橋睦郎「不爲」には「なにもせず」のルビ。人間にとっては駘蕩として眠たくなる春であっても、虫や鳥は交り孕み産み増える季節が春である。その春の生は目が醒めるような苦痛を伴…

  2. 休みの日晝まで霜を見てゐたり 永田耕衣【季語=霜(冬)】

    休みの日晝まで霜を見てゐたり永田耕衣畳にごろんと寝転んで、…

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