1926年生まれ

  1. 性あらき郡上の鮎を釣り上げて 飴山實【季語=鮎(夏)】

    性あらき郡上の鮎を釣り上げて飴山實(『飴山實全句集』平成15年)飴山は俳誌『風』からキャリアをスタートした俳人。農芸化学の研究者でもあり、山口大学の教授を務めていた。有名句に〈小鳥死に枯野よく透く籠…

  2. パン屋の娘頬に粉つけ街薄暑 高田風人子【季語=薄暑(夏)】

    パン屋の娘頬に粉つけ街薄暑高田風人子元気でやっていますか?…

  3. 杉の花はるばる飛べり杉のため 山田みづえ【季語=杉の花(春)】

    杉の花はるばる飛べり杉のため山田みづえこの時期に「杉」と聞…

  4. 美しきものに火種と蝶の息 宇佐美魚目【季語=蝶(春)】 

    美しきものに火種と蝶の息)宇佐美魚目『薪水』一見関係なさそ…

  5. 虚仮の世に虚仮のかほ寄せ初句会 飴山實【季語=初句会(新年)】

    虚仮の世に虚仮のかほ寄せ初句会)飴山實 句会の席で、ほとん…

  6. つぶやきの身に還りくる夜寒かな 須賀一惠【季語=夜寒(秋)】

  7. もう逢わぬ距りは花野にも似て 澁谷道【季語=花野(秋)】

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  5. 春風にこぼれて赤し歯磨粉 正岡子規【季語=春風(春)】

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