【冬の季語】焚火

【冬の季語=初冬〜晩冬(11〜1月)】焚火

焚き火(たきび)とは、火を焚くこと、火を燃やすこと、および、その火を指す。
一般に「野焼」と厳密な区別はされないが、俳句では、冬に屋外で火を焚いて暖をとることをいう。


【焚火(上五)】
焚火してとんちんかんな涙出て 興梠隆
焚火して浮かび来るもの沈むもの 西村麒麟
焚火してかの山脈が迫つてくる  山下彩乃

【焚火(中七)】
舟を待つ人に焚火の匂ひけり 中村遥

【焚火(下五)】
とつぷりと後ろ暮れゐし焚火かな 松本たかし
魔物死んで天使も死んで焚火 マブソン青眼
水浅きところに魚や夕焚火 西村麒麟

【その他の季語と】


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