【秋の季語】灯火親し


【秋の季語=三秋(8月〜10月)】灯火親し

涼しく夜の長い秋(=「夜長」)は心も落ち着き、灯火の下での読書に適している。「灯火やや親しむべし(=灯火にもようやく親しむことができるようになった)」は、韓愈の「符読書城南詩」による。「灯下親し」は誤記とされる。

なお、もともと「灯」と「燈」は異なる語義であるが、現行の表記では常用漢字である「灯」が用いられることもある。


【灯火親し(上五)】
灯火親し眼鏡それぞれ一家族 高橋悦男

【灯火親し(中七)】
敢ておもふ燈火親しむべきの候 久保田万太郎
燈下親し正字旧仮名天眼鏡 草間時彦

【灯火親し(下五)】
子は膝におとがひ乗せて燈下親し 波多野爽波


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