【春の季語】口熱

【春の季語=初春(2月)】口熱

口の中の発熱。虫歯や歯槽膿漏などの炎症によって起こる。

『新題句集』(明43)には、「頭痛」や「上せ眼」とともに、春の新題として立項されたが、一般化はせずに廃れてしまった。とはいえ、春先の寒暖差により、免疫力が低下すると、口腔内の抵抗力も低下し、口内炎や歯周病が悪化する可能性はある。


【口熱(上五)】
口熱の起る虫歯を抜にけり 文生

【口熱(中七)】

【口熱(下五)】




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