【春の季語】蘆の角

【春の季語=仲春(3月)】蘆の角

水辺に生える蘆の新芽のこと。「蘆牙(あしかび)」や「蘆の芽」と呼ばれることもある。
「早春賦」の2番の歌詞に、「氷融け去り/葦は角ぐむ」がある。水辺に蘆(葦)の鋭い芽が伸びているのを見ると、春の勢いを感じるもの。


【蘆の角(上五)】
蘆の角死に打ちどめのなかりけり 大木あまり
蘆の角水中に立つ土けむり 太田土男

【蘆の角(中七)】

【蘆の角(下五)】
大方は泥をかぶりて蘆の角 高濱虚子
柔らかに岸踏みしなふ蘆の角 中村汀女
強奪という愛のあり蘆の角 高野ムツオ
引き際の水撓みけり蘆の角 佐々木六戈
切つ先も峰も雨中や芦の角  小野寺清人




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