
【夏の季語=初夏(5月)】新茶
新茶(一番茶)は、その年最初に摘まれる縁起物の茶葉のこと。4月下旬〜5月に旬を迎える。
冬の間に蓄えた栄養が凝縮し、豊富な旨み(テアニン)が特徴で、リラックス効果が高い。「若葉」のような爽やかな香りを楽しむため、70〜80℃の少し低めの湯で淹れるとよい。対して、古くなってしまった茶葉のことを「古茶」と呼び、「古茶新茶」などと一句のなかで対比的に詠まれることもある。

【新茶(上五)】
【新茶(中七)】
【新茶(下五)】
しぼり出すみどりつめたき新茶かな 鈴鹿野風呂
勾欄の卍くづしや新茶の香 宮本源
あやふやな夫婦の距離に新茶汲む 江田尚可子
坪庭の風も招きて新茶淹る 吉川多佳美