
【冬の季語=三冬(11月〜1月)】股引
防寒用にはく細い筒状のズボンのようなもの。肌にぴったりと貼り付くので、見られるとちょっと恥ずかしい。
【股引(上五)】
股引の逆さ干しかな海ひか 菅原鬨也
股引や脛の細さにくゝりけ 藤田春梢女
股引の赤の好きなる壬生の鉦 山尾玉藻
股引をもう見られてもよき齢 伊藤伊那男
股引と新嘉坡(シンガポール)で別れけり 中原道夫
【股引(中七)】
膝形に緩む股引足入る 山畑禄郎
いまにして恥ず股引のうしろまえ 伊藤白潮
男八十股引をうしろまへ 伊藤白潮
海女達の股引赤し町を行く 洞外石杖
釣果ありなし藍股引の滴れる 中原道夫
うはさ話も股引へ飛火せる 青山茂根
【股引(下五)】
兇状旅で薮蚊は縞の股引よ 島 将五