【夏の季語】泥鰌鍋


【夏の季語=三夏(5-7月)】泥鰌鍋
ドジョウを開かず丸ごと調理した鍋のこと。「丸鍋」(あるいは単に「まる」)と呼ばれるもので東京下町の名物。文化元年(1804年)に浅草駒形で越後屋が創始したとされる。現在は「駒形どぜう」が有名。「泥鰌汁」とも。カルシウムやビタミンが豊富で江戸時代から滋養強壮の食事とされてきた。歴史的仮名遣いは「どじやうなべ」。ただし三文字のほうが縁起がよいため、江戸時代から「どぜう」と表記することがあった。

開いた泥鰌を牛蒡と似たものは「柳川鍋」と呼ばれる。


【泥鰌鍋(上五)】
泥鰌鍋海抜ゼロメートルの店 広渡敬雄
泥鰌鍋向うの岸の灯を見つつ 谷岡健彦

【泥鰌鍋(中七)】

【泥鰌鍋(下五)】
宵の町雨となりたる泥鰌鍋 深見けん二
隣席は老のひとりのどぜう鍋 大沢てる子
ネクタイを肩に撥ねあげ泥鰌鍋 広渡敬雄
このへんの会社の人か泥鰌鍋 岸本尚毅

【その他の季語と】



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