【新年の季語】正月

新年の季語(1月)】正月

年が始まる標準(=正)の月だと見た一月のこと。特に、新年を祝う年頭をいう。

かつては、旧暦の1月15日でその年の最初の満月の日を、「小正月」と呼び祝っていた。これは、正月を「大正月」と呼ぶのに対するもの。 この日に行われる行事としては、「どんど焼」が有名。

中国や韓国など、アジアの多くの国ではいまも旧暦の一月一日を祝う。「旧正月」。


【正月(上五)】
正月の父と見しものすくなかり 大牧広
正月の人に寄りくる鴎かな 山本洋子
正月の母のうずうずしてゐたり 齋藤朝比古

【正月(中七)】
喫茶よたろう正月の海よく見えて  西村麒麟

【正月(下五)】


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