「晨」

  1. 蓑虫の蓑脱いでゐる日曜日 涼野海音【季語=蓑虫(秋)】

    蓑虫の蓑脱いでゐる日曜日涼野海音 この記事を書いているのはハロウィーン直前。10月31日を待たず街は仮装した人たちで溢れかえっている。昨年の梨泰院での事故のショックからか、今年は「渋谷はハロウィーン…

  2. 秋草の揺れの移れる体かな 涼野海音【季語=秋草(秋)】

    秋草の揺れの移れる体かな涼野海音十月に入ってから、大会にあ…

  3. 片足はみづうみに立ち秋の人 藤本夕衣【季語=秋(秋)】

    片足はみづうみに立ち秋の人藤本夕衣私は俳句のほかに合唱もや…

  4. 美しきものに火種と蝶の息 宇佐美魚目【季語=蝶(春)】 

    美しきものに火種と蝶の息)宇佐美魚目『薪水』一見関係なさそ…

  5. 薔薇の芽や温めておくティーカップ 大西朋【季語=薔薇の芽(春)】

    薔薇の芽や温めておくティーカップ)大西朋 道具は長い年月を…

  6. 潜り際毬と見えたり鳰 中田剛【季語=鳰(冬)】 

  7. 待ち人の来ず赤い羽根吹かれをり 涼野海音【季語=赤い羽根(秋)】

  8. 夏山に勅封の大扉あり 宇佐美魚目【季語=夏山(夏)】

  9. 鶯や米原の町濡れやすく 加藤喜代子【季語=鶯(春)】

  10. 田に人のゐるやすらぎに春の雲 宇佐美魚目【季語=春の雲(春)】

  11. あつ雉子あつ人だちふ目が合うて 西野文代【季語=雉子(春)】

  12. 大利根にほどけそめたる春の雲 安東次男【季語=春の雲(春)】

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