「梟」
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赤き茸礼讃しては蹴る女 八木三日女【季語=茸(秋)】
赤き茸礼讃しては蹴る女八木三日女(『紅茸』)赤い茸は毒があるので触れてはいけないと教えられて育ったが、絵本に描かれる茸の多くはベニテングダケである。幼い頃読んだ「白雪姫」では、辿り着いた小人の家の屋…
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さみだれの電車の軋み君が許へ 矢島渚男【季語=さみだれ(夏)】
さみだれの電車の軋み君が許へ 矢島渚男天気予報によると、五…
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父がまづ走つてみたり風車 矢島渚男【季語=風車(春)】
父がまづ走つてみたり風車矢島渚男最近、風車(かざぐるま)を…