をり
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短日のかかるところにふとをりて 清崎敏郎【季語=短日(冬)】
短日のかかるところにふとをりて清崎敏郎「短日」という季語の効きに句の全てがかかっている。いや、むしろ「短日」という季題を詠んでいるというべきか。「ふと」という気づきも、突き詰めれば「短日」と…
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枯芦の沈む沈むと喚びをり 柿本多映【季語=枯芦(冬)】
枯芦の沈む沈むと喚びをり柿本多映(『夢谷』2013年)不思…
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炎天を山梨にいま来てをりて 千原草之【季語=炎天(夏)】
炎天を山梨にいま来てをりて千原草之(ちはらそうし))暑い、…
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フラミンゴ同士暑がつてはをらず 後藤比奈夫【季語=暑し(夏)】
フラミンゴ同士暑がつてはをらず後藤比奈夫)命に関わる雨が降…
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アロハ来て息子の嫁を眺めをり 西村麒麟【季語=アロハ(夏)】
アロハ着て息子の嫁を眺めをり西村麒麟作者自身が「息子」であ…