1. 瀧見人子を先だてて来りけり 飯島晴子【季語=滝見(夏)】

    瀧見人子を先だてて来りけり)飯島晴子 この「子」は何も小さい子どもである必要はないのだが、そのように読む方が、「瀧見人」との対比が明らかになって句に奥行きがもたらされると思う。 どうも「子を…

  2. 細長き泉に着きぬ父と子と 飯島晴子【季語=泉(夏)】

    細長き泉に着きぬ父と子と)飯島晴子 鬱蒼とした山道を歩く間…

  3. 四月馬鹿ならず子に恋告げらるる 山田弘子【季語=四月馬鹿(春)】

    四月馬鹿ならず子に恋告げらるる山田弘子 母親にとって子供の…

  4. 卒業の子らが机を洗ひ居る 山口草堂【季語=卒業(春)】

    卒業の子らが机を洗ひ居る山口草堂この時期になると、「卒業の…

  5. 霜夜子は泣く父母よりはるかなものを呼び 加藤楸邨【季語=霜夜(冬)】

    霜夜子は泣く父母よりはるかなものを呼び加藤楸邨霜を踏んで来…

  6. 冬枯や熊祭る子の蝦夷錦 正岡子規【季語=冬枯・熊(冬)】

  7. 犬の仔のすぐにおとなや草の花 広渡敬雄【季語=草の花(秋)】

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