1. ひるすぎの小屋を壊せばみなすすき 安井浩司【季語=すすき(秋)】

    ひるすぎの小屋を壊せばみなすすき安井浩司小屋はバラックのようなものだろうか。それを壊したら芒ばかりとなってしまった。「ひるすぎ」という明るくどっちつかずで間延びしたような時間帯が「すすき」の茫漠とし…

  2. 内装がしばらく見えて昼の火事 岡野泰輔【季語=火事(冬)】

    内装がしばらく見えて昼の火事)岡野泰輔(句集「なめらかな世界の肉」(201…

  3. 休みの日晝まで霜を見てゐたり 永田耕衣【季語=霜(冬)】

    休みの日晝まで霜を見てゐたり永田耕衣畳にごろんと寝転んで、…

  4. 昼ごろより時の感じ既に無くなりて樹立のなかに歩みをとどむ 佐藤佐太郎

    昼ごろより時の感じ既に無くなりて樹立のなかに歩みをとどむ佐藤佐太郎…

  5. 男欲し昼の蛍の掌に匂ふ 小坂順子【季語=蛍(夏)】

    男欲し昼の蛍の掌に匂ふ小坂順子当該句は上五の「男欲し」に驚…

  6. 飯蛸に昼の花火がぽんぽんと 大野朱香【季語=飯蛸(春)】

  7. 昼顔の見えるひるすぎぽるとがる 加藤郁乎【季語=昼顔(夏)】

  8. シャワー浴ぶくちびる汚れたる昼は 櫂未知子【季語=シャワー(夏)】

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