1. 青大将この日男と女かな 鳴戸奈菜【季語=青大将(夏)】

    青大将この日男と女かな鳴戸奈菜(『イヴ』) 青大将は、蝮とともに日本人には馴染みのある蛇である。大将と呼ばれるだけあって、太いし長い。蛇は、古代より神の化身であった。『古事記』の八岐大蛇(やまたのお…

  2. ひめはじめ昔男に腰の物 加藤郁乎【季語=ひめ始(新年)】

    ひめはじめ昔男に腰の物加藤郁乎(『江戸桜』)〈ひめはじめ〉…

  3. へうたんも髭の男もわれのもの 岩永佐保【季語=瓢箪(秋)】

    へうたんも髭の男もわれのもの岩永佐保(『丹青』)瓢箪といえ…

  4. 男欲し昼の蛍の掌に匂ふ 小坂順子【季語=蛍(夏)】

    男欲し昼の蛍の掌に匂ふ小坂順子当該句は上五の「男欲し」に驚…

  5. 竹秋や男と女畳拭く 飯島晴子【季語=竹秋(春)】

    竹秋や男と女畳拭く飯島晴子秋と言いながら何故か春の季語の「…

  6. 非常口に緑の男いつも逃げ 田川飛旅子【季語=緑(夏)?】

  7. 噴水に睡り足らざる男たち  澤好摩【季語=噴水(夏)】

  8. 黴くさし男やもめとなりてより 伊藤伊那男【季語=黴(夏)】

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