1. 耳飾るをとこのしなや西鶴忌 山上樹実雄【季語=西鶴忌(秋)】

    耳飾るをとこのしなや西鶴忌山上樹実雄(『四時抄』) 思春期の頃、少女のような顔をした男の子が好きだった。痩身で色白の整った顔立ちは守ってあげたくなると同時に自分自身の理想像でもあった。諍いを好まない…

  2. 祭笛吹くとき男佳かりける 橋本多佳子【季語=祭笛(夏)】

    祭笛吹くとき男佳かりける橋本多佳子 向井太一の歌が聴きたく…

  3. 青大将この日男と女かな 鳴戸奈菜【季語=青大将(夏)】

    青大将この日男と女かな鳴戸奈菜(『イヴ』) 青大将は、蝮と…

  4. ひめはじめ昔男に腰の物 加藤郁乎【季語=ひめ始(新年)】

    ひめはじめ昔男に腰の物加藤郁乎(『江戸桜』)〈ひめはじめ〉…

  5. へうたんも髭の男もわれのもの 岩永佐保【季語=瓢箪(秋)】

    へうたんも髭の男もわれのもの岩永佐保(『丹青』)瓢箪といえ…

  6. 男欲し昼の蛍の掌に匂ふ 小坂順子【季語=蛍(夏)】

  7. 竹秋や男と女畳拭く 飯島晴子【季語=竹秋(春)】

  8. 非常口に緑の男いつも逃げ 田川飛旅子【季語=緑(夏)?】

  9. 噴水に睡り足らざる男たち  澤好摩【季語=噴水(夏)】

  10. 黴くさし男やもめとなりてより 伊藤伊那男【季語=黴(夏)】

カテゴリー記事一覧

記事一覧

PAGE TOP