稲畑汀子
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月かげにみな美しき庭のもの 稲畑汀子【季語=月影(秋)】
月かげにみな美しき庭のもの稲畑汀子 9月最後の金曜日である。今日は、「中秋の名月」且つ「満月」である。中秋の名月とは、陰暦8月15日の夜に見える月のことで、必ずしも満月ではなく、日付がずれることはし…
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少し派手いやこのくらゐ初浴衣 草間時彦【季語=初浴衣(夏)】
少し派手いやこのくらゐ初浴衣草間時彦 先週末、夏の訪れを告…
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赤ばかり咲いて淋しき牡丹かな 稲畑汀子【季語=牡丹(夏)】
赤ばかり咲いて淋しき牡丹かな稲畑汀子先週の土曜日、鎌倉虚子…
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アルプスの雪渓見えてくる離陸 稲畑汀子【季語=雪渓(夏)】
アルプスの雪渓見えてくる離陸稲畑汀子(『稲畑汀子俳句集成』)…
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白魚の命の透けて水動く 稲畑汀子【季語=白魚(春)】
白魚の命の透けて水動く稲畑汀子手前味噌で恐縮だが、筆者が所…
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なぐさめてくるゝあたゝかなりし冬 稲畑汀子【季語=冬あたたか(冬)】
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【連載】もしあの俳人が歌人だったら Session#18
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第53回】 秋篠寺と稲畑汀子
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落椿とはとつぜんに華やげる 稲畑汀子【季語=落椿(春)】
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この出遭ひこそクリスマスプレゼント 稲畑汀子【季語=クリスマス(冬)】
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どちらかと言へば麦茶の有難く 稲畑汀子【季語=麦茶(夏)】
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【書評】片山由美子『鷹羽狩行の百句』(ふらんす堂、2018年)