赤松佑紀

  1. 去年今年詩累々とありにけり 竹下陶子【季語=去年今年(冬)】

    去年今年詩累々とありにけり)竹下陶子世の中に才能や技術の高い人は沢山存在する。それは近年はじまったことではないのだが、SNSの普及により明らかになったといえる。もし世の中にSNSが存在しなければ、才…

  2. オルゴールめく牧舎にも聖夜の灯 鷹羽狩行【季語=聖夜(冬)】

    オルゴールめく牧舎にも聖夜の灯)鷹羽狩行父の影響を受けてギ…

  3. 胸の炎のボレロは雪をもて消さむ 文挾夫佐恵【季語=雪(冬)】

    胸の炎(ほ)のボレロは雪をもて消さむ)文挾夫佐恵小学校の頃…

  4. 枯野ゆく最も遠き灯に魅かれ 鷹羽狩行【季語=枯野(冬)】

    枯野ゆく最も遠き灯に魅かれ)鷹羽狩行保育所の頃に母の故郷福…

  5. 義士の日や途方に暮れて人の中 日原傳【季語=義士の日(冬)】

    義士の日や途方に暮れて人の中)日原傳今から9年前、「狩」俳…

  6. 舌荒れてをり猟銃に油差す 小澤實【季語=猟銃(冬)】

  7. 境内のぬかるみ神の発ちしあと 八染藍子【季語=神の旅(冬)】

  8. 凍港や旧露の街はありとのみ 山口誓子【季語=凍つ(冬)】

  9. 氷上と氷中同じ木のたましひ 板倉ケンタ【季語=氷(冬)】

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