おく
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鶯に蔵をつめたくしておかむ 飯島晴子【季語=鶯(春)】
鶯に蔵をつめたくしておかむ)飯島晴子当然「に」がポイントとなるわけである。鶯のために、というニュアンスが一番すんなりと受け入れられそうだが、蔵をつめたくすることがどのように鶯のためになるのかというこ…
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ひきつゞき身のそばにおく雪兎 飯島晴子【季語=雪兎(冬)】
ひきつゞき身のそばにおく雪兎)飯島晴子「ひきつゞき」という…
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家毀し瀧曼荼羅を下げておく 飯島晴子【季語=滝(夏)】
家毀し瀧曼荼羅を下げておく)飯島晴子 この句の作られた昭和…
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雛飾る手の数珠しばしはづしおき 瀬戸内寂聴【季語=雛飾る(春)】
雛飾る手の数珠しばしはづしおき瀬戸内寂聴(『生と死の歳時記』1999年)…