1. 寒夕焼に焼き亡ぼさん癌の身は 成田千空【季語=寒夕焼(冬)】

    寒夕焼に焼き亡ぼさん癌の身は成田千空 第四句集『白光』により蛇笏賞を受賞した2年後の、平成12年(2000・千空79歳)に第五句集『忘年』、千空の没年である平成19年(2007・千空86歳)に生涯最…

  2. 恋ふたつ レモンはうまく切れません 松本恭子【季語=レモン(秋)】

    恋ふたつ レモンはうまく切れません松本恭子(『檸檬の街で』)…

  3. 紙魚の跡たどりて紙魚に逢はんとす 後藤夜半【季語=紙魚(夏)】

    紙魚の跡たどりて紙魚に逢はんとす後藤夜半))「あう」という…

おすすめ記事

  1. 人妻ぞいそぎんちやくに指入れて 小澤實【季語=磯巾着(春)】
  2. 好きな樹の下を通ひて五月果つ 岡崎るり子【季語=五月果つ(夏)】
  3. 雛飾る手の数珠しばしはづしおき 瀬戸内寂聴【季語=雛飾る(春)】
  4. 春満月そは大いなる糖衣錠 金子敦【季語=春満月(春)】
  5. 「体育+俳句」【第3回】畔柳海村+サッカー

Pickup記事

  1. 同じ事を二本のレール思はざる 阿部青鞋
  2. 流氷は嘶きをもて迎ふべし 青山茂根【季語=流氷(春)】
  3. 【夏の季語】汗/汗ばむ 玉の汗
  4. 【冬の季語】聖樹
  5. 「野崎海芋のたべる歳時記」苺のシャンティイ風
PAGE TOP