1. ビール買ふ紙幣をにぎりて人かぞへ 京極杞陽【季語=ビール(夏)】

    ビール買ふ紙幣(さつ)をにぎりて人かぞへ京極杞陽)何度目かの緊急事態宣言が始まって、もう、何をしてよくて何をしないでほしいのか、よくわからなくなってしまった今週の東京、梅雨は終わりに向けて唐突さを増…

  2. 郭公や何処までゆかば人に逢はむ 臼田亜浪【季語=郭公(夏)】

    郭公や何処までゆかば人に逢はむ臼田亜浪当地ではそろそろ郭公…

  3. 人はみななにかにはげみ初桜 深見けん二【季語=初桜(春)】

    人はみななにかにはげみ初桜深見けん二初桜とはその年に初めて…

  4. 人悼む時のみぞおち青嵐 藤井あかり【季語=青嵐(夏)】

    人悼む時のみぞおち青嵐藤井あかり火葬場を出ると、瑞々しい木…

おすすめ記事

  1. 【新年の季語】成人の日
  2. 嚙み合はぬ鞄のチャック鳥曇 山田牧【季語=鳥曇(春)】
  3. 【冬の季語】蓮枯る
  4. 星老いる日の大蛤を生みぬ 三枝桂子【季語=蛤(春)】
  5. 妻が言へり杏咲き満ち恋したしと 草間時彦【季語=杏の花(春)】

Pickup記事

  1. 悲しみもありて松過ぎゆくままに 星野立子【季語=松過(新年)】
  2. 【冬の季語】年逝く(年行く)
  3. 【#40】「山口誓子「汽罐車」連作の学術研究とモンタージュ映画」の続き
  4. 横ざまに高き空より菊の虻 歌原蒼苔【季語=菊(秋)】
  5. はるかよりはるかへ蜩のひびく 夏井いつき【季語=蜩(秋)】
PAGE TOP