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  1. 扇子低く使ひぬ夫に女秘書 藤田直子【季語=扇子(夏)】

    扇子低く使ひぬ夫に女秘書藤田直子(『極楽鳥花』) 立夏を過ぎると、街角では涼しげな扇子が売られ始める。薄い和紙に雲母を散らしたもの、涼しげな動植物が描かれたもの、洋風のレースをあしらったものもある。…

  2. 胡桃割る胡桃の中に使はぬ部屋 鷹羽狩行【季語=胡桃(秋)】

    胡桃割る胡桃の中に使はぬ部屋鷹羽狩行(『自選自解 鷹羽狩行集』白鳳社)…

  3. 蚊を食つてうれしき鰭を使ひけり 日原傳【季語=蚊(夏)】

    蚊を食つてうれしき鰭を使ひけり日原傳最初に断っておくが、こ…

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