安住敦
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逢曳や冬鶯に啼かれもし 安住敦【季語=冬鶯(冬)】
逢曳や冬鶯に啼かれもし安住敦(『筑摩文学全集』) 冬の鶯は、「ホーホケキョ」とは啼かない。「チャチャチャ」と啼く。俳句では「笹鳴き」という。この啼き声は、舌打ちのようにも聞こえるし、笹藪のざわめきの…
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手に負へぬ萩の乱れとなりしかな 安住敦【季語=萩(秋)】
手に負へぬ萩の乱れとなりしかな安住敦(『午前午後』) 萩は…
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第31回】田園調布と安住敦
【第31回】田園調布と安住敦広渡敬雄(「沖」「塔の会」)田…
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鳥帰るいづこの空もさびしからむに 安住敦【季語=鳥帰る(春)】
鳥帰るいづこの空もさびしからむに安住敦四月最後の月曜日。そ…