攝津幸彦

  1. 弟へ恋と湯婆ゆづります 攝津幸彦【季語=湯婆(冬)】

    弟へ恋と湯婆ゆづります攝津幸彦(『鹿々集』) 兄にとって弟は最初のライバルである。長男であればなおさらだ。母親の乳房も時間も全て自分のものだったのが、ある日突然奪われてしまうのだ。弟の出産により、親…

  2. 秋海棠西瓜の色に咲にけり 松尾芭蕉【季語=秋海棠(秋)】

    秋海棠西瓜の色に咲にけり松尾芭蕉(角川ソフィア文庫『芭蕉全句集』)…

  3. 幾千代も散るは美し明日は三越 攝津幸彦

    幾千代も散るは美し明日は三越攝津幸彦(現代俳句文庫『攝津幸彦句集』)…

  4. 露地裏を夜汽車と思ふ金魚かな 攝津幸彦【季語=金魚(夏)】

    露地裏を夜汽車と思ふ金魚かな攝津幸彦難解と言われているのを…

  5. ゆる俳句ラジオ「鴨と尺蠖」【第9回】

    ◆1983年生まれの俳人・西村麒麟くんと、セクト・ポクリット管理人・堀切のポッドキャスト番…

  6. 自動車も水のひとつや秋の暮 攝津幸彦【季語=秋の暮(秋)】

  7. 幾千代も散るは美し明日は三越 攝津幸彦

  8. 糸電話古人の秋につながりぬ 攝津幸彦【季語=秋(秋)】

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