攝津幸彦
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弟へ恋と湯婆ゆづります 攝津幸彦【季語=湯婆(冬)】
弟へ恋と湯婆ゆづります攝津幸彦(『鹿々集』) 兄にとって弟は最初のライバルである。長男であればなおさらだ。母親の乳房も時間も全て自分のものだったのが、ある日突然奪われてしまうのだ。弟の出産により、親…
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秋海棠西瓜の色に咲にけり 松尾芭蕉【季語=秋海棠(秋)】
秋海棠西瓜の色に咲にけり松尾芭蕉(角川ソフィア文庫『芭蕉全句集』)…
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幾千代も散るは美し明日は三越 攝津幸彦
幾千代も散るは美し明日は三越攝津幸彦(現代俳句文庫『攝津幸彦句集』)…
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露地裏を夜汽車と思ふ金魚かな 攝津幸彦【季語=金魚(夏)】
露地裏を夜汽車と思ふ金魚かな攝津幸彦難解と言われているのを…
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ゆる俳句ラジオ「鴨と尺蠖」【第9回】
◆1983年生まれの俳人・西村麒麟くんと、セクト・ポクリット管理人・堀切のポッドキャスト番…
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自動車も水のひとつや秋の暮 攝津幸彦【季語=秋の暮(秋)】
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幾千代も散るは美し明日は三越 攝津幸彦
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糸電話古人の秋につながりぬ 攝津幸彦【季語=秋(秋)】