野
-
とぼしくて大きくて野の春ともし 鷲谷七菜子【季語=春灯(春)】
とぼしくて大きくて野の春ともし)(鷲谷七菜子なにもないような空を見て俳句が詠めたらいいなと時々思う。たいていぼんやりと時間が過ぎるだけなのだが。子供の頃、遊んだ帰り道や公園は特別な遊び道具があるわけ…
-
卯月野にうすき枕を並べけり 飯島晴子【季語=卯月(夏)】
卯月野にうすき枕を並べけり)飯島晴子 おおむね平らだが、枕…
-
人とゆく野にうぐひすの貌強き 飯島晴子【季語=鶯(春)】
人とゆく野にうぐひすの貌強き)飯島晴子 前に書いた、飯島晴…
-
夕立や野に二筋の水柱 広江八重桜【季語=夕立(夏)】
夕立や野に二筋の水柱広江八重桜(「現代日本文学全集91現代俳句集」)…