【夏の季語】月涼し

【夏の季語=三夏(5月〜7月)】月涼し

まだ気温の高い夏の夜にあがる月に「涼しさ」を感じること。またはそのような「夏の月」のこと。


【月涼し(上五)】
月涼し蝶も四条へ小買物 川端茅舎
月涼し風船かづらふやしては 宇野恭子
月涼し配管老いし雑居ビル 小川軽舟
月涼し死に行く父と死の話 近江満理子
人声は月に届かず月涼し  村上鞆彦
月涼し家に寝息のあるごとし 藤本夕衣

【月涼し(中七)】

【月涼し(下五)】
病む母に少女の眠り月涼し 伊藤幹哲

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